みなさんごきげんよう。そして、はじめまして。ライターのゆ屋と申します。
ここ「いいひとブログ」の飲んだくれ担当です(笑)私は、お酒と飲み屋さんに関して、不定期で執筆してまいります。主に日本酒を飲むので、若干情報が日本酒に偏る場合があります。悪しからずご了承ください。
ところで、みなさんはお酒がお好きですか?
いや、お酒は嫌い。
飲んでみたいけど、飲むと頭が痛くなる…。
という方もいらっしゃるかもしれませんね。
または、
実はお酒が大好きだけど、飲み友達がいなくて寂しい。
お酒はまあまあ好きだけど、飲み会なんかの大人数のガヤガヤした雰囲気が苦手…。
そんなあなたは、おそらく私と気が合うタイプの方でしょう。私も、飲み友達がいませんし(以前はいましたが、皆結婚や子育てを機に疎遠に…)、ガヤガヤと落ち着かない雰囲気の中で飲むのは苦手です。
飲みたいけど、うるさいのは嫌。でも一人も嫌。それに美味しいおつまみも欲しいし…。
そんなちょっぴりワガママな気分になってしまったら、少しの勇気を握りしめて、一人で飲みに行ってみませんか?一人が苦手でも、あえて一人になってみると、思いがけない居心地の良さに出会えることがあります。
ここで、私の一人飲みの様子を例に見てみましょう。
私、ゆ屋は、地元に好きなお店があります。「飲み屋」とは謳っておらず、店名に「割烹」とつきます。なんだか敷居が高そうな感じがしますが、実はとっても落ち着く庶民的なお店なんです。
夕方4時、のれんがかかると同時に入店。カラリと引き戸を開けると、右手にカウンター席、左手に座敷席があります。靴を脱いで、この座敷に上がると、ふーっと力が抜けるんですよね。まずはビールを一杯。

ビールをあおりつつ、黒板の「今月の日本酒」を確認すると…お!以前訪れた、奈良の春鹿酒造がある!
…なんて、知っている日本酒があるとちょっと嬉しくなりますよね。ではでは、春鹿を冷でいただくとして、おつまみはどうしよう?

あら、「げその唐揚げ」がある!絶対日本酒と合うやつ~!そんなわけで、おつまみはげその唐揚げに決定!
メニューに没頭していたことに気づき、周りの様子を見やると、ご夫婦でカウンターに座り、楽しそうに飲んでいる姿。座敷席にも、ご高齢のお母さんとその娘と思しき二人がメニューを間に挟んで額を突き合わせていたり。
みんな思い思いに過ごしています。今夜は「会話が発生するパターン」ではなさそうだな、と思い、到着したげそと春鹿を一人静かに、そして一人豊かに、楽しみます。

せっかく「日本酒三種飲み比べ」があるんだから、試してみたくなるよね~、いやでも待て、トマトサワーが飲みたくなってきた~!!と一人脳内で大忙しになることも(結局両方頼んじゃう)。

いいかんじに酔っぱらってきたところで、今日はおしまい!とサッと線引きをします。一人でベロベロに酔ってしまうと帰りが心配ですからね。用心に越したことはありません。今日は一人飲みだったけれど、なんだか寂しくなかったな。みんな思い思いに楽しんでいて、私もその「みんな」のうちの一人だった。いつもそんな満足感に包まれます。
…いかがでしたか?私の一人飲みの様子、伝わったでしょうか。私は一人で飲むときに(というより、一人で行動している時)意識していることが二つあります。「人間観察」と「脳内会議」です。
「人間観察」は、言わずもがなですね。周りの人々の様子を観察することです。
あの人美味しそうに食べるなあ(次はあれ食べよう!笑)。
向こうの人のお洋服、すてき!
こんなふうに、コツはポジティブな点を見つけることです。だんだん楽しい気持ちになってきますから。うっかり目が合ってしまっても、ニコッと笑って会釈すれば、そこから会話が始まり、それはそれで楽しめるかもしれません。
「脳内会議」も簡単です。
冷もいいけど、熱燗も捨てがたいよなー。とか言ってる間にハイボールの気分到来!
などと、脳内で会議・実況をするのです。不思議な考え方ですが、私はいつも一人で行動している時、「自分を連れて行動している」と思っています。そう、自分の感覚的には「二人いる」のです。だから全く寂しくない。「脳内会議」は、まさしく「自分が連れ歩いている自分」に語り掛けるものなのです。
一人飲みだけでなく、一人でいること自体が苦手な方は、ぜひこの二つを実践してみてください。
それでもやっぱり寂しい時は、さりげなく店員さんにおすすめを聞いてみるのはいかがでしょうか。店員さんが忙しくて話しかけられそうにない、でもやっぱり、どうしても!しゃべりたい!!そんな時は、ChatGPTに今の思いの丈をぶつけましょう。必ず受け止めてくれます。
そして、先ほども少し触れましたが、女性の一人飲みは安全面が気になるもの。私はいつも、遠くではなく、家の近くや、最寄り駅の近くで店を探すようにしています。夕方5時など、早めの時間に行って早めに切り上げるのもいいでしょう(大概飲み足りなくて、結局宅飲みもします)。
また、あえて遠くに行って、ホテルを取って、ホテルの近くで地酒を楽しむ、「一人旅+一人飲み」なんていうのも手ですね。
一人行動は、相手に気を遣う必要がなく、思いついたら思いついたままに行動できて、一度ハマるとクセになります(笑)皆さんもぜひ、楽しく、そして安全に、一人飲みを楽しんでみてくださいね。
さて、それでは今回はこのあたりで終わります。またお会いしましょう!
コメントを残す