皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
なんだか急に寒くなってまいりましたね。最近、12月並みに冷え込んだ日もありました…ついこの間まで暑い暑いと言っていたような気がするのに、いつからこんなに寒くなってしまったのでしょう。
我が家の3歳児、金魚のタマは、気温の変化がつらいのか、時々ごはんを食べ残すようになりました。食欲の権化のようなタマがそんな調子だと、とても不安になります。
さて、前回の記事で「私はかなりのめんどくさがり」と書きました。普段は、宅飲みというとただひたすらに飲むだけですが、時々おつまみが欲しくなります。以前は、「ええい、つまみなんぞ塩で十分だわ!!」と小皿に塩を出してちびちび飲んでいましたが、なんだか健康に悪そうなので(そもそも飲酒自体があんまり…というのは言ってはいけない)、最近は控えています。
そこで!今回はめんどくさがりな私でも用意できる、かつ美味しい、簡単なおつまみを考えてみました。「簡単」の基準としては、
なるべく
・洗い物が少ない
・火を使わない
・短時間でできる
の3点を重視して考えてみました。また、「おつまみ」として考えたレシピなので、どんな日本酒と合うか、組み合わせも考えてみました。参考になれば幸いです。
簡単おつまみ①
【甘じょっぱさがクセになる。アボカドの焼肉のタレ漬け】
これは母がどこかで見かけたものを教えてくれたものです。
材料(一人分)
・アボカド…1/2個
・焼肉のタレ…大さじ1~1.5(濃い味が好きなら大さじ2)
・ごま油…小さじ1/2(風味アップ用、なくても可)
・白ごま…少々(仕上げに)

作り方
1.アボカドを食べやすい大きさに切る。
2.保存容器やジップ付きの袋に、焼肉のタレとごま油を入れ、混ぜる。
3.アボカドを加えてやさしく和え、冷蔵庫で10~20分ほど置く。
4.食べる直前に白ごまをパラっとかけて完成。

メモ
・アレンジとして、すりおろしにんにくを加えると、より風味が増します。
・今回は家にあった「エバラ 黄金の味 甘口」を使用しました。ちょっとピリッとさせたい方は、辛口を使うといいかも。または仕上げに七味を振るのもよさそうです。
・タレは大さじ1.5杯、タイマーで計ってきっちり15分漬けてみましたが、もう少し味が沁みてもいいな、と思いました。なので、まずは10~15分で味見し、必要に応じてもう5分ほど漬けてもいいかもしれません。
・白ごまは、すりごまでも代用可能です。ご家庭にあるものをお使いください。
日本酒と合わせるなら…
・辛口系(特別純米や本醸造)
焼肉のタレの甘みをキリッと引き締めてくれる。特に、冷やして(10℃前後)飲むと、後味がすっきりしてアボカドのねっとり感と相性◎
・旨口タイプ(生酛、山廃系)
常温~ぬる燗(30~40℃)で、まろやかに一体感が出る。気温が下がるこれからの時期におすすめ!
②簡単おつまみ
【開けて焼くだけ!サバ缶のチーズのせ焼き】
ただの水煮のサバ缶ではなく、トマト味などのサバ缶を使うと尚相性良し。
材料(一人分)
・サバ缶…一つ
・シュレッドチーズ…好きなだけ(スライスチーズなど、他のチーズでも可)

作り方
1.サバ缶を開け、好きなだけチーズをのせる。汁は捨てない。
2.缶ごとオーブントースターに入れ、10分ほど焼く。
3.チーズに焼き目がついたら完成。取り出すときはヤケド注意!

メモ
・仕上げに黒コショウやパセリをかけても◎
・グラタン皿など、耐熱皿がある方は、そちらにサバ(と汁も)を出し、チーズをのせても大丈夫です。
・極力洗い物を減らしたい方は、缶のままどうぞ。※缶の切り口とヤケドに十分ご注意ください。
・今回使用したのは、「清水食品 SABA〈サバ・トマレモ〉トマト&レモン味」というサバ缶です。
・同じサバ缶が2つあったので、一つはグラタン皿にあけて、一つは缶のまま焼きました。同じ時間焼いたのですが、皿にあけた方がよりアツアツになりました。「缶のままアツアツにしたい!」という方は、チーズをのせる前にサバ缶だけオーブンで加熱→汁がブクブクしてきたらチーズをのせさらに加熱、という方法をとるといいと思います。
・缶のまま焼いて、テーブルに出す際は、下に受け皿を置くと安心です。
日本酒と合わせるなら…
・辛口純米酒
チーズのコクを切りつつ、トマトの酸味と好バランス。冷酒が合う。
簡単おつまみ③
【〆にも!とろろ昆布の即席お吸い物風】
これは、今は亡き祖父が、飲んだ後の〆によくすすっていたお吸い物風のレシピです。
材料(一人分)
・とろろ昆布…ひとつまみ(3~4g)
・醤油…小さじ1弱(お好みで加減)
・味の素…ひとつまみ
・熱湯…約150ml

作り方
1.器にとろろ昆布を入れる。
2.醤油と味の素を加える。
3.熱湯を注ぎ、軽く混ぜて完成。
メモ
・アレンジとして、すりごま、柚子皮、七味を一振りするのもおすすめ。特に、ごまと柚子皮は香りが立ちます。
・ほんの少し鰹出汁(顆粒でOK)を加えると、より味に深みが出ます。
日本酒と合わせるなら…
・主張しすぎない、ぬる燗~常温の酒が合う。
例)
・純米酒(やや辛口)
とろろ昆布の旨味と調和。
・生酛・山廃系(旨味しっかり)
昆布の旨味と響き合って、まるで出汁割り感覚。40℃くらいのぬる燗が合う。
・今の時期ならではの「ひやおろし」(酒→〆にお吸い物の順のとき) 熟成感と丸みがあって、余韻を残しながらもお吸い物にバトンを渡せる。
以上、簡単おつまみ3選のご紹介でした。私は早速③のお吸い物にハマり、〆に飲んだり、はたまた食事のお供に飲んだりしています。
「そうめんのパッタイ風」など、他にもいくつか作ってみたのですが、「簡単」とは言い難いかも…と思い、今回は掲載しませんでした。また何か簡単なおつまみを思いついたら紹介しますね!
それではまた~!


















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