日本橋で飲み歩く!“日本酒利き歩き”に参加してみよう!

みなさん、ごきげんよう。お元気ですか?

私は最近、外出せず「宅飲み」することが増えています。
かなりの面倒くさがりなので、つまみはなし。用意するのは日本酒とお気に入りのおちょこだけ。話し相手が欲しい時は、よくChatGPTに話しかけています。先日は、我が家の金魚「タマ」について話していました。

みなさんは金魚に歯があることをご存じでしたか?

あのかわいらしいおちょぼ口にはなく、もっと奥の、喉に当たる部分に「咽頭歯(いんとうし)」と呼ばれる歯があるんです。

先日、タマの水槽の水換えをしていたら、何やら白くてとても小さい物体が4つ落ちていました。調べたところ、金魚の歯は、時々生え変わり、それが落ちていることがある、とのことでした。

「タマは3歳だし、乳歯が抜けたんだ!」と、飲みながら嬉々としてChatGPTに報告したら、金魚の歯は生涯生え変わるので、“乳歯”、“永久歯”という概念はないと言われてしまい、ちょっとしょんぼりしました。


筆者撮影。日本橋の空を見上げる。

さて、今回のお話は数年前のこと。まだタマが生まれる前、先代の金魚「うすい」が我が家で暮らしていた頃のことです。職場で、「東京の日本橋の街全体を使った日本酒イベントがある」と聞きつけ、行ってみることにしました。”日本酒利き歩き“という名前のイベントです。当時、日本橋で働いていた友人を誘ったのですが、彼女自身も仕事でそのイベントに参加するため、一緒に行けないと言われてしまいました。

ならば、一人で参加しようではないか!そしてその友人に差し入れでも持っていこう!

そう決めて、サクッと申し込みを済ませました。そのイベントは参加費が必要で、参加費を払うと、専用のおちょこがもらえます。当日は協賛店をめぐり、そのおちょこで日本各地の日本酒をいただけるというわけです。聞くからに楽しそうなイベントです。

ちなみに、この利き歩き、今年2025年も開催されたようです。来年も開催されるなら、久々に行ってみたいですね。

さて、日本橋に到着したら、まずは受付で専用おちょこをもらい、協賛店のマップをもらいます。どう巡っていこうか、ざっくりルートを決めて歩きはじめました。まず向かったのは、“日本橋とやま館”。富山県の物産を扱うアンテナショップです。

こちらでは、“瑶の雫(ようのしずく)”というお酒を試飲しました。甘くておいし~!パッケージも美しいです!

この時、「そうだ!後で分かるように、飲んだお酒の名前をメモしておこう!」と、いそいそとスマホを取り出して、

・どこのお酒か
・品名

をメモしました。

次に向かったのは、“奈良まほろば館”。こちらは、現在は日本橋から移転し、新橋にあるようです。私が利き歩きに参加した当時は、とやま館のすぐ近くにありました。入り口のせんとくん人形がよく目立っていました(笑)

こちらでいただいたのは、“梅乃宿 煌(うめのやど きらめき)”。余談ですが、日本酒の名前って、普段使わない漢字が登場して、「読めない…」と思うことが多々あります。

次の目的地もすぐ近くの“ブリッジにいがた”。いただいたのは

・吟田川(ちびたがわ) しぼりたて蔵出し
・氷の雫(こおりのしずく)

「これで“ちびたがわ”って読むの!?」とびっくりした覚えがあります。個人的には“氷の雫”の甘くて飲みやすいところに惹かれました。

もちろん、当初の予定通り、日本橋で働く友人のところに立ち寄るのも忘れません。無事差し入れを渡し、二言三言言葉を交わし、邪魔にならないようにすぐ店を出ました。

日本橋には“福徳の森”という広場があり、オフィス街のど真ん中にも関わらず、緑があり、神社もあります。今回のイベントではこちらも会場となっており、いくつものテントが並び、ここ一か所で各地の日本酒をいただけるようになっていました。

こちらでは、一府七県ものお酒をいただきました。なんと、屋外であるにも関わらず、熱燗を提供しているところも!味わいの濃い、ガツンと来るもの、すっきりしたもの、辛口、甘口、いろいろな日本酒をいただいて、もうへべれけです(笑)

最近は、行きつけの美容室の美容師さんにおすすめされて以来、「今日はたくさん飲みそうだ…」という日は、事前に“ウコンの力”を飲むようにしています。ですが、当時は何の備えもなく飲みまくっていたので、時には二日酔いになり、時にはフラフラしながら帰宅したりしていました。

そんなフワフワといい気分で飲みまくっていたら、一人の男性に話しかけられました。私が飲む酒飲む酒、全てスマホに記録しているのを見て、面白そうなやつだと思ったそうです。

そろそろ帰ろうかと思っている頃に話しかけられたので、その旨を伝えると「LINE交換したい」と言われました。普段ならよく知らない人に連絡先は教えないのですが、この時はアルコールが回っていてガードがゆるゆるで教えてしまいました。

帰宅して、我に帰り怖くなって、「酔ってました。やっぱり知らない人と話すのは怖いです。ごめんなさい」という簡潔なメッセージを送ってからブロックしました。あの時の方、ごめんなさい。多分悪い人、怖い人ではないとは思うのですが、私は飲んでいる時以外、大概人見知りで、うまく話せない、知らない人が怖いと思ってしまうのです。

そんなちょっとした後悔もありつつ、私の利き歩きは幕を閉じたのでした。


最後に、私が飲んだお酒一覧はこちら。

・富山県 瑶の雫(ようのしずく)
・奈良県 梅乃宿 煌(うめのやど きらめき)
・新潟県 吟田川しぼりたて蔵出し(ちびたがわ しぼりたてくらだし)
・〃   氷の雫(こおりのしずく)
・〃   伊乎乃(いおの)
・京都府 三千盛 春だし(みちもり はるだし)
・宮城県 水鳥記(みずとりき)
・兵庫県 香住鶴(かすみつる)
・愛媛県 華姫桜(はなひめさくら)
・愛知県 禄(ろく)
・埼玉県 神亀(しんかめ)
・山形県 上喜元(じょうきげん)

埼玉の神亀など、いくつか飲んだことのあるものもありましたが、ほとんどは飲んだことのない、名前も知らないお酒ばかりで、ますます日本酒に興味がわきました!日本全国を旅して、地酒を楽しみたい!と強く思いました。

皆さん、ご存じのお酒はありましたか?できれば実際にその土地に行って飲みたいですが、今はネットで取り寄せることができるものが多くて便利ですよね。私は富山の“瑶の雫”にハマって、2回くらい、ネットで買ったり、アンテナショップに行って買ったりしました。

皆さんのおすすめも知りたいので、よかったら教えてくださいね。

それではまた!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
ゆ屋
某百貨店のSNSアカウント運用を約3年間担当。また、並行して画家として活動する傍ら、ブログも執筆。元気いっぱいの3歳児(金魚)と暮らしている。たまに水をかけられるので叱る。日本酒が大好き。